蔓や葉の絡み合うパターンで空間を埋める幾何学模様、アラベスク。
日本の唐草模様のルーツとも言われるこの模様をビーズ編みで再現し、ネックレスに仕立てました。
アラベスクのパターンは三つ。
振袖の立ち姿を思わせる『しゃくやく』、座り姿も華やかな『ぼたん』、たおやかな歩き姿の『ゆり』。
どのパターンも日本女性の美しさを存分に引き立ててくれます。
こちら「しょくらあと」はテラコッタブラウンをベースにグリーンをアクセントとしたチョコミントカラー。
彩度を下げた色たちが光の中で交差して、ノスタルジックな雰囲気を醸し出します。
チョコレートが初めて日本に入ってきたのは寛政9年。
長崎の出島の遊女がオランダ人からもらい受けたという記載が
「しょくらあと」という新語と共に残っています。
当時の日本人には苦くてあまり美味ではなかったというしょくらあと。
明治時代には貯古齢糖（ちょこれいとう）と名を改め、
大正時代には欧米風にチヨコレートと再び改め、ようやく市民権を得ることに。
甘くてちょっぴりほろ苦いしょくらあと。
かぐわしい香りと共に口の中でとろけるのは、ひとかけのしょくらあとでしょうか、
はたまた遠い日の切ない思い出でしょうか。。。
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【素材】ファイヤーポリッシュガラスビーズ（6mm、4mm）、ガラスビーズ（3mm、2mm）
ナイロン糸
【サイズ】しゃくやく：モチーフ部分（横14cm、縦7.5cm）、全長（50cm~52cm）、重さ（17g）
ぼたん：モチーフ部分（横10cm、縦7.3cm）全長（50cm~52cm）、重さ（18g）
ゆり：モチーフ部分（横11cm、縦8.5cm）全長（50cm~52cm）、重さ（17g）
【色】ブラウンに濃緑のアクセント
made by 板谷良子
※長さは2cmの範囲で二段階調節が可能です。（50cm~52cm）
調節範囲を広げたい、全体をもう少し短くしたい、長くしたい等のご希望も承ります。
※ガラスビーズは自然光下では太陽の色が、蛍光灯下では蛍光灯の色が反射するため、
光りの条件により見え方が異なります。