新しく製作し、上部にレースをつけました。
「乳白色の霧の向こうに朝だ朝だと木々が揺れているのが酷く目障りだ。今日も最高の一日さ、あの時の夢の続きね、幸福とはこの事よと鳥達が叫びながら空を泳いでゆく。こんな憂鬱な朝は私を見つけるのは止して欲しい。・・」
豆本アクセサリーの「耽溺夫人」を極小豆本に仕立てました。
本文は大正あたりの純文学をイメージしたオリジナルの短編小説です。
古い本の雰囲気を出すため、珈琲で着色しダメージ加工してあります。
大きさは、縦1.3cm×横1.1cm×厚さ3mmほどです。
アクセサリーとは仕立て方を変えて、本としてきちんと閉じることができ、読むときには180度開くようにしてあります。
小さくても本文を読めるよう工夫しました。
見返しや花ぎれもつけて小さくてもきちんと本。
指先に乗る極小です。
ドール小物としても素敵だと思います☆
肉眼だと読むのが大変な方には本文を印刷したものを同封いたしますので、備考にてお知らせください。
小さい豆本の中の不思議な世界を楽しんでもらえたら嬉しいです!